となりのにのみ

いつも心に二宮和也

祝20歳

嵐デビュー20周年おめでとう!!!!!
ドンパフ!ドンパフ!

記念日を大事にするのは基本的に女性で、男性はそういうものにさっぱりとしている人が多いというイメージ。だからなのか、オタクがこぞってこういう記念日をお祝いするのにあたって、嵐という5人の男性は実際のところどこまで気にして生きているのかなと日々チョット思っていた。ステージで誕生日をお祝いしてもらいたい二宮くんや、毎年プレゼントを贈り合い、LINEでも0時合戦が行われているのを見ると、男性と言っても大事にするタイプなのかな。それでも、もはや本人たちそっちのけで盛大にお祝いするオタクたちをありがたい気持ちで見ていてくれても、実際どこまで自分たちグループの誕生日を、デビューの記念日を楽しみにして、お祝いしようと思っているんだろう、ってちょっとだけ思ってた。

そう思ってはいたものの20周年の嵐はなんか凄い。私が思っていたよりもはるかに強く嵐は嵐が大切なのかな、記念日がどうとかっていうか、そんな大切な嵐ができた日というのは嵐も強く意識してるんだなと、こんなにも私たちと一緒にお祝いしようと5人があたたかく思ってくれていることがびっくりした。
アイドルって偶像なわけだし、二宮くんが言っているように受け手側の感じ方によるから、解釈人それぞれだから、20周年の嵐くらい自分の解釈で受け取ってもいいかな?許されるかな!と思っている。誰にって話なんですけどネ。
だからいつもだけどいつも以上に、自分の解釈で…というか、20周年にかこつけて私にとっての嵐の話がしたい。します。ハハハ。



10周年の時を思い出してみると、私たちファンへ大きな大きな愛を届けてくれているように感じていた。5人が横並びでこっちを向いてくれて、そこから扇状に広がるファンへのあたたかな気持ちを感じ、メロオタ中学生私はワァーと嬉しくボロリボロリと泣いていた。イキリ中学生私「ありがとうはこっちのセリフだよ!ダンッ」

自分そのものも10年で変わってるから、今とは違う応援の仕方だったと思うし、嵐を今とは違うように心の支えにしてたと思う。それにそもそも今の状態から思い出がマイナス10年される。だからこそ感じる違いなのかもしれない。嵐を知った2007年から、2年経って2009年、中学3年生の時、中学生なりのちんちくりんな悩みを抱えていたガキンチョの私にとっては、かっこよくてたまらん全身全霊メロオタをやりながら、つらいときに穴の底にいる私を5人が手を引いて強く引っ張ってくれるイメージ。あと、メロオタすぎて二宮くんと恋愛する妄想だって延々としてたし(もちろんできると思っていたわけではない)、翔さんに好かれて相葉さんに相談して智くんにも好かれてお潤にも相談して結局二宮くんを選ぶみたいなドアホ妄想してた(書くのも恥ずかしいドド真っ黒歴史を書く女)。つらいとき励ましてもらったりして、「私を幸せにしてくれてありがとう」と思っていて、私と嵐、って感じだった。



20周年の今はなんか違くて、嵐が嵐の20年に、5人が嵐の20年に向けて思う大事な気持ちを感じた。そしてその5人の20年に欠かせないファンの存在への愛は当たり前に地盤にあるかのようだった。そんな届け方をしてくれる優しい嵐が好きだなって思った。10年の時の扇状に広がっているように感じていたのとは違い、私たちが作る大きな大きな円の真ん中の核に嵐のまるい輪があるみたいな感じだった。当たり前のように向き合っているけれど、なんだか同じものをみんなで作り上げてきたね、歩んできたねというような感じ。ずーっといてくれてる偉大なる古株さんも、最近お仲間になった皆さんも、みーんなで少しずつ歩んできたね、ありがとねーと。そんな嵐が大切だという感じだったね。
(なお、嵐、というか翔さんはいつ好きになってくれても関係ないとありがたいお言葉をくだすっている。団塊世代の私にとっては、以前の皆様には地面よりも頭は絶対に上げられません!!深々ッ!!)

嵐が過ごしてきた20年に、ずっと5人で歩んできた軌跡に、崩れず守ってきた大切な5人の城に、本当にありがとうという気持ち。私と嵐ではなく、嵐の20年をそばで見守りたい私だった。2018年12月に初めて5×20を聴いたときは、嵐が嵐を大事にしていて、何よりもそこにひとつ誰にも崩せない柱があって、そんな嵐をみんなで守りたいと思った。誰よりも大切な二宮くんの笑顔を、二宮くんが誰よりも大切にしている5人の笑顔を、絶対に守りたいと思った。(重くない?平気?) 嵐が嵐を大好きで、そんな嵐が大好きな私たちのことも、嵐を形成するすべてのもののひとつであると、みんなで旅する嵐の世界って最高じゃん…って思った。これからもそんな嵐の旅をたくさんの仲間たちと見守っていくこと、いろんな景色を見せてくれることが楽しみで、5人と私たちが同じように同じ気持ちで前を見て進んでいけることが嬉しく幸せだった。



自分も大人になったのかな〜と思うのは、10周年の時の自分みたいに嵐が引っ張ってくれるんじゃなくて、あくまで歩き進むのは自分で、そこに道しるべという光をかざしてくれるのが嵐で、立ち止まりたくなったとき優しく横で見守ってくれるのが嵐で、進みたいとき勇気をくれるように優しく背中を押してくれるのが嵐だった。大きな会場で小さく見えるときもテレビの向こうで笑っているときも遠く感じるかもしれない存在でも、いつも心の中ではすぐそばにいてくれているように感じるのが嵐。またそんな風に、嵐の存在に引っ張ってもらっていた10年前の私から、嵐の存在に押してもらって自分で進む今の私に、私の生きる25年弱の中で、大きく成長させてくれたのもきっと嵐なんだろうなと思った。



当時好きだった人と話せなくなって悲しくなっていた私に出逢いの始まりといつかの未来を想像する強さを教えてくれたのがStillだし、学校でつらいことがあってもう嫌だと思っていた中学生の私に自分を変えないとと上を向かせてくれたのが曇りのち快晴だし(ソロ曲だけど)、将来のことがわからなくて焦っていた私に一回立ち止まってもいいんじゃないと優しく諭してくれたのが途中下車だし、なんにも楽しくなくて取り柄もなくて自分ってなんなんだろとへこんでいた私に少しの勇気をくれて立ち直らせてくれたのが青キミだし、就職したてで仕事が怖くてつらくて目標と頑張る気力を失いかけた私にいばらをかき分けて未来を目指す強さをくれたのがMake a wishだし、冴えない毎日でも小さな輝きを拾い上げればもう少し進めると教えてくれたのがLIFEだし、目標を持って前に進みたいとき一緒に走り出してくれるような勇気をくれたのがYes?No?だし、今が最高って言えたらそれでいいって明るくさせてくれたのがRock Tonightだし、嵐に会えればなんだって忘れて幸せになれるし、発売日はわくわくするし、頑張る気力をくれるし、そんなふうにずっと歩んできて、ずっと最高だった。そんな存在に出会えた私は心の底からラッキーで、この時代に生まれてこれて本当〜〜によかったと思う。こんな大事な20周年を迎えられたことがとてもとても嬉しい。



ファンがどんなに「嵐が人生」って言ったってそれは事実じゃない。どんなにお金を落としても嵐を追うことが生きがいでも、理論的には嵐を切り離した人生を送れる。嵐と切り離せない人生を送っているのが5人だけだから、強く嵐への思いが生まれてくるんだろうなと思うし、そうじゃない人間が入り込めない空間になる所以だとも思うし、それでいいと思うし、そうであるからこそ嵐でいてくれることにこれ以上ない感謝の気持ちが生まれる。アイドルやるって簡単なことじゃないもんね。ずっと5人を守ってくれてありがとう。20周年を迎えてくれてありがとう。続けてくれてありがとう。始めてくれてありがとう。頑張ってくれてありがとう。そのおかげでこんなにもたくさんの人間が幸せになっているという奇跡を目の当たりにしている自分に誇らしさすら感じる。すごいね。嵐すごいな〜〜〜〜〜〜〜。



思春期真っ只中に出会って、たくさんの幸せもらって、勇気もらって、元気もらって、この人たちみたいになりたいという光になってくれて、本当に出会えてよかった。あの頃の自分に感謝したい。なーんにも後悔がない。唯一思うのはもう少し早く出会えていたらという誰しもが思う意味のないタラレバ。それでもあのときに出会えてなければ感じれなかった感情もきっとある。嵐に出会えたことだけで人生もう5兆くらいプラス。これ以上ないね。最高だね。無事にこの日を迎えられたことも本当によかった。ありがとう大好きと言葉だけじゃなーんにも足りないけど、でもその気持ちでいっぱい。これからもたくさんの景色を見て行きたいし、ずーっとついていきたーーーーーーーーーーい!!!!(大声)



嵐!デビュー20周年!おめでとう!そしてありがとう!これからもよろしくお願いします!

2019.11.03